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カタログから考えるミニピックアップトラックcata

1981 Plymoth Arrow Pickup (1976-1983)

1981 プリムス・アロー・ピックアップ(1976-1983)

日本名:三菱マイティマックス)

2004- 05-16 POPPY

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 プリムス アロー ピックアップの生い立ち

副題:切っても切れないアメリカのピックアップと日本製ピックアップ

  プリムス アロー ピックアップ。1970年代日本国内では三菱”マイティ マックス(Mighty Max)”として販売、兄弟に2WDセダンのランサー等が存在。    BIG3の一角クライスラーに三菱自動車がOEM供給、クライスラーは70年代後半、正確には73年のオイルクライシスを三菱からの輸入で高まる小型車需要をしのぐ。確かに当時米BIG3製ピックアップトラックといえば、クライスラーを始め、GM、FORD等のピックアップトラックは全長5.5m、全幅2.2m、重さ2.5t前後の巨漢揃いで、全てのSPECで数値が半分以下の日本製ミニトラックを緊急OEM輸入のほうが手っ取り早いと言う事でしのぐ。  クライスラー社は1975年9月に、1976年モデルとして全くSMALL CARを持たないPLYMOTH部門から、北米では”プリムス-アロー-ピックアップ(Plymouth Arrow Pickup"、カナダで”Dodge Arrow Pickup"として販売、1983年モデルまで生産販売。

  挫折。 エンジンは当初2.6Lだったが燃費の結果から2.0Lに変更。エンジン選択も室内装備も日本国内仕様が投入。聞けば1960年代ば、日本製自動車は、まだまだブリキ細工(TONKA-TOY・米ブリキ玩具メーカー)なんて言われ、さげすまれ、”この黄色いブリキ自動車、エンジンなんかもっとデカイの持って上がって来い、出直して来い!このスットコドッコイ!”。 スットコドッコイ!って言われたかどうかは不明だが、全米で196、70年代前半迄と言えば日本製自動車全般そんな評価だったらしいよ。(っていうか、決め付けちまってもいい)

    DNA。しかし、この100%日本製アローピックアップのDNAは、現在のDaimler-Chrysler社の、アローの後継Midsizeピックアップトラック”全米人気上位のDodge-Dakota Pickup”シリーズにしっかり受け継がれている。

  消滅。 その後90年代後半、提携先クライスラーも独ダイムラーに吸収、事実上”クライスラー”社はクライスラーと言う名前と、売れ筋車種(DodgeRAM等)のみ残し消滅。このピックアップのFirst Nameである由緒ある”Plymouth(プリムス)”名も消失。

  アローの岳父、三菱自動車も先刻ご存知の様に子供でも分かる殿様経営の末、2004年自然消滅予定。


  さてそれでは皆様と共に1979年発表後2年経過、日本から嫁に行って2年の三菱マイティマックス(MightyMax)こと”Plymoth Arrow Pickup”!!を当時のカタログから垣間見てみましょう。カタログは04年5月2日,eBayにて購入(US$6.50-、送料US$4.50-)したものの一部です。

1981 Plymoth Arrow Pickup (1976-1983)

表  紙

裏 表 紙

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   立派にCAR-LIKE-TRUCK。プリムス・アローは1975〜85年当時頃の日本国内を徘徊する三菱マイティマックスとは全く同じ物であったらしい。SLIM且つSLEEK。各ピラーは心配な位細い。現在常識のCAD/CAM駆使で作ったフォルムでは当然無いので各パネル間の接合ラインが鋭角で明確。キャビンに比して窓ガラス面積が特筆的に大きいので、運転視界は素晴らしいと思われる。当時の設計能力を現在のピックアップトラックのと比較する事は気の毒だが、現在の時速40/mileオフセット衝突状況では安全性皆無で危険なデザイン。 

 当時はこのデザインパケージで良かったんであろう。ウィンドウシールド(前面窓ガラス)のデザインが90度近いカクカクでガスケット固定の様子がこの位置からも良く分かる。かなりシャープなデザインで、なかなかSLEEKでイイではないか。。

  差別。 CAR-LIKE-TRUCKの本場アメリカ国内で販売される訳だから、小さなミニトラックにしては立派なOPTION構成。4WD仕様では、80年代当時日本でもかなり流行った無用のグリルガード、ロールバー等がこのプリムスアローでも選べるが、今ジッとこれを見ると時代を感じさせる。

 一方頑丈なバンパー、実用性の高い大型ミラー、サンルーフ等日本国内向け三菱マイティマックスでは望むべくも無いOPTIONが選べる。

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  軽快。このピックアップトラックは頭から尻尾まで完全に純日本製商品だ。偶然アメリカに輸出されただけで、元々は国内向け商品。 

  このアローは、同時代のBIG3の太りすぎで余計な肉やバルジ(膨らみ、力こぶ)等で一杯のフルサイズピックアップトラックとは真っ向からデザインコンセプトで勝負しても必勝、渡り合えるたたずまいだ。更に横から詳しく見ると、今現在のピックアップトラックとは一線を画す最初から最後まで直線基調のデザインパケージ。キャビンの特徴としては心配な位Aピラーが細いのと、そそり立つ、且つ広い前後ウィンドシールドだ。

   そのフロントウィンドウシールドの固定も、所謂古典的ガスケット式固定で有り、現在では常識の接着型ではないから、フロントウインドシールド周辺はやや造形的に凸凹感があり、70年代迄の特徴的な形態、雰囲気を漂わせる。ドアパネルも一体型ではなく、本体+サッシュの古典的分割式。フロントノッチからピラー、ドア周りへの印象は、見た目に複雑な構成感を呈する”そこで目が止まるデザイン”だ。ルーフ両脇のRain channel(水切り)は、時代を感じさせる実用的一品。

  

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1981 Plymouth Arrow Single Cab

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  100点満点のTHE CAR-LIKE-TRUCK。

SLEEK. 名前の如く”ARROW(矢)”の風貌。 あくまで直線を基調とする素晴らしいフォルムと明快なテーマでアローはピックアップトラックファンに迫る。フロントマス、キャビン、ベッドには無駄肉が皆無(余計な飾り物的デザインが皆無)。 細いA-ピラー、レインチャネルが70年-80年代を感じるが、現代の太りすぎピックアップトラックと比較すると、全てが新鮮に見えてくる。 "The latest isn't always the newest."の諺が有るが、正にその通り、現在に立派に通用する素晴らしいデザインコンセプトではないか。

  全ガラスエリアが特筆的に大きい。鳥居もベッドフックも無いから更に、このプリムス・アローの直線基調のデザインを更に思った以上に長く、SLEEKなものにしている。100点満点のCAR-LIKE-TRUCK。(1979 model)

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The finishing touch. Engraved "Plymouth"  Lettered tailgate  /  1981 Pymouth   Arrow Pickup Single Cab.

"Plymouth" と刻まれた格好良いテールゲートでこのARROWは締めくくられている。

 

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   "The Real Car Like Truck"

   Arrow Pickup の標準仕様のUpholstery(内装)。

   簡素。

   これは色の調和が取れた、なかなかのインテリアだ。

   品が良い。素晴らしい。文句が出ない。

   80年代では日本国内ではまだ珍しかった三点式

   シートベルトに注目。小さなアームレスト。

   反面、ヘッドレスト無し。

                                          (1981 model)

 

 

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   日本古来の書道の基本もまずは模倣から。 BIG3風コクピット。悪くは無い。。いきなりパクリのデザインだと言われても仕方が無いのが、70年、80年代の多くの日本製自動車のデザインコンセプトだが、アローの全体のデザインパケージは立派に純日本製デザインパケージ。

 しかし、運転席は見ての通り、かなりCONVENTIONAL且つ、やや退屈な感覚。破綻も無いが特段に刺激的でも無い。やや立ち上がり気味の特徴的なレザー巻き3-SPOKEのステアリングが迫ってくる。

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 これは馬子にも衣装。  

 ”Arrow-Sports”editionにはこの様な立派なレザーシートが奢られる。

 色合いといい、見た目座り心地はかなり否定的な雰囲気。

 見ただけでも乗ったら前に滑り出しそうな、背もたれと座面上の

 居心地悪そうな凸凹ライン付きシート。

 室内はフルトリムか、鉄板丸出しかどうかは不明だ。

 当時の日本国内向けピックアップトラックでは考えられない差別ではある。

 一応CAR LIKE TRUCK。

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日本製には無い。実用。

不要。危険。米では消滅化傾向。

 快適。反面、衝突時のキャビン剛性低下。っていうか装着しなくてもこの時代のピックアップのCABIN剛性はあって無きがモノ。             

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  :当時80年代流行の米DELBA社製小型タイプで大型はFULLSIZE FORD BRONCO専用、米国内にて後付。日本国内でこのパクリが横行。

 その中で千葉、市川のミラーメーカー、ナポ○オンが素晴らしいパクリ製品を出したと記憶する、つい購入(汗) :日本製。三菱が日本国内で付ける。

  起立、直立不動。

 今となってはかなり古さを感じさせる精神

   っていうかデザイン。

Cosmetic four wheeler?    やはり80年代、全米で流行、日本国内でも凄い流行った。カタログ写真のものは分割組立て式ROLL-BARである様で、転倒回転時危険。格好だけ(Cosmetic)

 SMITTY-BUILT製辺りが一体式で頑丈、SLEEKなモノを造ってうならせたが、国内ではパクリモノが横行、中には太いプラ製水道管を熱であぶり、黒スプレーで自作し格好だけパクッたツワモノもいた。立派。

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更新履歴

2004-05-16 2005-05-19 * * *
2004-05-18 2005-05-25 * * *

 

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